活動状況
けんざか茂範候補の出陣式
日時 | 令和7年7月3日(木)11:00から |
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場所 | 明治記念館 富士の間 |
当日の写真をアップします。
引き続き応援、よろしくお願い致します。
演説会全景
けんざか茂範候補挨拶
建設コンサルタンツ協会(建コン協)「業界展望を考える若手の会」(若手の会)と
コンサルティングエンジニア連盟(連盟)との第2回意見交換会開催報告
日時 | 2025年6月18日(水) 15時00分~17時10分 |
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場所 | (一社)建設コンサルタンツ協会 7階 会議室 |
出 席 |
連盟(6名) 村田会長 高野前会長 松村幹事長 森責任者 松原会計担当者 和作本部幹事 建コン協若手の会(10名) 代表 横尾拓 前代表 青柳竜二 副代表 深石洋 〇山本元太 前副代表 本間雄太 佐々木理弦 福田悠太 委員 中垣文那 〇西村知夏 〇猪狩祥平 〇:今回初参加 |
配布資料 |
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開催概要
開催目的コンサルタントで働く大切な人財のため、その社会的地位・経済的地位向上に向け、それらを政治の力を借りて実現する方策について若手の会との議論を深め具現化する
特別講演
「業界を取り巻く昨今の情勢」 多田建コン協副会長<省略>
<経歴> 国土交通省 関東地方整備局企画部長、本省大臣官房技術調査課長、
近畿地方整備局長、国交省時代の建設コンサルタントに関わる出来事
技術調査課長時代に設計業務委託等技術者単価のアップに関与
道路局室長時代に働き方改革に関与
佐藤信秋参議院議員の後任指名を受け、公共事業予算の確保、防災・減災、国土強靭化に努め、インフラ投資により地域経済の活性化を図る。皆様の話を伺い政策に活かしていく。


若手の会と連盟との意見交換会風景(敬称略)
上方左から山本 深石 青柳 横尾 本間 佐々木 向こう側左から福田 西垣 西村 猪狩
手前左から和作 松原 空席(撮影者森)高野
右側手前から 松村 村田 多田 ※西村様の後に今井部長
若手の会の活動報告
青柳前代表若手の会の活動状況について説明(別添資料参照)します。表紙は、昨年末のWILLSUMMITという建コンの全国の若手の会支部を集めて行った意見交換会の最終日の写真(Outputと参加者)です。2p連盟との意見交換会直後の中部若手の会との交流会ですが、政治について考えていくことの重要さを伝えられたかと思います。11月に沖縄若手の会と全国交流会等があって合計で約100名と意見交換会の感想を共有しました。
〇沖縄若手交流会(別添資料p4~p5)
沖縄での交流会は初めてで、関東での議論では見えない沖縄独自の課題があり、p5に議論のOutputを整理していますが課題へのアイデア(沖縄タイム等)を考えました。
〇建コンのビッグピクチャー(業界のあるべき姿・理想像 以下BPと略す p6~p10)
全国の若手の会支部が集まって、建コンのBPを描こうと、手塚國學院大教授を招いてシナリオプラニングという手法を使って、リスク(外部環境要因)から我々の起こり得るシナリオ(業界の変化)を考え、BPを語り合い(p6)、理想像を議論しました。まず業界が抱えるリスク(p7 技術系、市場、発注者、業界内部、災害)を挙げて、これから2つのリスク(技術革新、マネーゲーム)に絞り、それぞれが拡大した場合のシナリオ「革新ストーリー」のシナリオ(p9ネガティブ8項目、ポジティブ5項目(下記))を描いて業界の対応を議論しました。
5項目【次世代モビリティ×他業種の新規参入】【技術革新×マネーゲーム】【海外発注×M&A】
【情報漏洩×大規模災害】【税制変化×ゼネコン算入】
建コンのビッグピクチャーを以下のようにまとめた
若手が思い描く輝く姿
建設業界に捉われない
技術力の向上 海外志向の醸成 海外コンサルに負けない 耐震・防災事業へ他
これからの業界に求めること
異業種とタイアップ
若手を信じて応援
若手の技術力向上・年収UP他
オープンイノベーション推進、建設コンサルタントの地位・魅力向上 連盟・建コン協と連携
〇建コンビジョン2025との意見交換会(別添資料p11)
ビジョンについて我々と意見交換し、働き方改革・魅力アップ向上に関する14の提案として建コンビジョン2025に14の提案が掲載されました。
〇若手の会が第2回意見交換会に望むことと期待すること(別添資料p11)
「望むこと」は、
(1) 建コンの提案・要望への国・議員の取り組み
若手の会として「自分ゴト」にできるよう理解を深めたい、理解しないと発信もできない。 (2) ビッグピクチャーのような未来へ向けての議論
ビッグピクチャーでは、ネガティブな案が多かったが、ポジティブな案で我々が明るい未来を描いていくにはどうしたらいいか、建コン協、CE連盟と協力体制の構築ができるのか、そのために今何ができるのかなどを議論できるとよいと思っています。 「期待すること」は、
(1)前回同様ざっくばらんな雰囲気で意見交換の継続
建コンアカデミアのような場での講演や政治を考えるイベントなどと、抵抗感なく政治と真剣に向き合う、自分ゴト化など。 (2)建コンビジョン2025、ビッグピクチャーへの支援
<質疑応答>
森会計責任者昨年の意見交換会について、若手の会の中でどう受け取られているのか、どんな注文が出ているのか、リアクションなど伺いたい。

青柳前代表
若手の会中部支部との交流会で意見交換会直後の感想を伝えました。「政治について考えることが重要である」という私の気持ちや熱量が高かったのか、あるいはその勢いからか、その時の反応は「ちょっと距離があったかな」と感じました。私が第1回の意見交換会に出席した時の感覚に似ていると思います。政治と若手の会のイベントの距離感、温度感の違いを感じましたので、時間をかけてその温度差を埋めていく方法を考えていく必要があると思います。
横尾代表
昨年11月のWILLSUMMITでも青柳さんが「CE連盟と政治をテーマに意見交換を行っています」と話しておりました。ビッグピクチャーに「政治」という単語が含まれませんが、その「政治」という単語を発信することで、「政治も考えないといけないよね」と皆が思うようになり、それを続けていくことで皆の意識が政治に向いていくのではないかと個人的に思っています。
松村幹事長
前回会社の経営層が建コン協やCE連盟の活動を知らないのだから社員は知らないのは当然との話があって、建コン協やCE連盟が活動を発信する機会を持つべきとのご意見があったと思う。それと同じような話で我々の努力が必要だと思う。

村田会長
今の話もそうですが、何故皆さんが政治に関心を持たないのか、どうすれば関心を持ってもらえるのかを聞きたい。危機感があること事態も届いていないと思う。
職域代表議員が何をしてきたかを理解していなかったし、二人いたのが急に一人になって、場合によってはゼロになった時、我々の意見がどこにも届かなくなってしまう可能性が高いと先ほど高野さんからも話がありました。我々が持っている課題、問題点を解決するには政治の力が必要なのだと言うこと自体がまだ理解されていないのかもしれない。そういう意味では、建設コンサルタント業界だけでなく、建設産業の他の仲間全体が同じように考えるように働きかける必要がある。「建設産業の従事者がたくさんいるから、自分が動かなくとも大丈夫だろう」「全産業従事者の7%が建設産業の人なのだから、まあ大丈夫だよね。俺の1票ぐらい関係ない」ということがきっと頭の中にあったと思う。現在は状況が違って、本当に1票は1票の価値を持つ時代になった。そこの所についてどうすれば皆の理解が得られるのか、何が原因か意見は?
青柳前代表
私が期待することは、資料の最後(p12)に書いたのですが、皆が村田会長が仰ったように「自分ゴト」として考えていない、それが一番大きいのかと思います。若手の会からこういった意見交換会の場に新たなメンバーを入れながら、知ってもらう必要があるのかと思います。私個人の意見としては周囲に伝えていますが、会として同じ体験をしないと「自分ゴト化」には中々できないと思います。以前村田会長に来ていただいた建コンアカデミアのように、若手に対して政治の重要性が伝わる場の構築も効果的だと思います。先程多田副会長が仰った講演内容を我々が全国で集まる場をつくって話をするのが重要かなと個人的には思います。そうすれば「人ゴト」ではない感情に持っていけるかなと思います。
本間前副代表
青柳前代表の発言の通り、意識の高い若手層には、ある程度伝わったと思います。他方、投票に行かない人達には届いていないと思います。
特に、比例代表という制度では、メディアでの報道等を受けて「自民党で大丈夫なのか」と感じる人も多いと思われます。前回の意見交換でも発言しましたが、政治アレルギーのある層に対して特定政党の応援は難しいと感じています。一方で、本日の意見交換を受けて、特定政党を応援するのではなく、あくまで、「職域代表の候補を応援する」という説明であれば、「自分ゴト化」がなされ、若手の1票も動くのではないかと感じました。
青柳前代表
本間さんの話にも関係しますが、個人的には「職域代表」ということがいいなと思いました。「建設産業の職域代表を応援しよう」だったら、我々もSNSとかで発信できるのかなと思いました(代表を退いた立場なのでやるかやらないかは別ですが)。自民党と言うと個人の色々な考え方がありますので、「建設産業の職域代表」だと応援しない理由がないのかなと思います。
松村幹事長
仰る通りで「自民党」と言うと、小泉農相がコメの問題で評判挙げて、これで票が少し獲れると思っていたら、今度は2万円給付の話が自民党から出て、やはり仰る通り党の問題と、個人の応援の問題と分けて、「個人の氏名を書いて投票して」と、このことに若手の力をSNSも含めて借りられると有難いと思います。
猪狩委員
先程の本間さんの話で、投票する時にどこの党がいいかって考えていたのですが、色々と不祥事があったりすると迷うのですが、それとは別に、建設コンサルタントの給料がどんどん上がってきて、誰かが働き掛けたのだと思っていたら、それが見坂さんだったとわかって、それじゃ応援したいなと思いました。
仮に当選しなかった場合のお話が先程出ましたが、他の業界でも同じように当選しなくてゼロになったことがあると思いますが、そういう業界はどこまで復活したのでしょう。ゼロが1人,2人になった場合その業界はどれだけ潤ったのか教えて頂きたい。
村田会長
公共事業が縮小していった時にどうなっていったかはわかる。一時期今の倍以上の公共事業があった時から民主党政権になって急激に公共事業が減少して何が起こったかというと、大手と中小との間でダンピング合戦が起こった。地域と大手の競争とか、地域内格差とか。今のような状態で、業界全体で頑張っていこうという雰囲気がなくなってしまった。そういう時代もある。そういう時代が、来ないとも限らない。
今の公共事業は国土強靭化で20~25兆円と言われているけど、もういいじゃないかという意見が出てきた時には減ってくる。公共投資の持続性がなくなってきた時に、我々の業界はどうなるのか、淘汰していく可能性もある。4千社もいるけど減少するかもしれないし、M&Aで減っていくかもしれない。皆さんが考えているマイナスのイメージが本当に起こる可能性は無きにしも非ずだ。(建設コンサルタント業界の)好循環を維持するためにはどうしたらいいかを考えることは大事なことだ。職域代表議員がゼロになった時にどうなるかは(経験したことがないので)わからないけれど、公共投資が減少していく社会の状況を過去に経験したのは確かなことだ。
森会計責任者
今のお話の関係で、財務省が金を握っている。誰も何も財務省に言わなかったらどうなるか、皆さんも仕事をしている中で見積もり依頼に対応して発注者担当などが予算取りをしていると思うが、自治体や発注者の最後のお金を交渉する時に、誰も交渉しなかったら予算が他に回されるなどして我々の仕事に必要な予算が確保できないことが起こり得る。それは我々が経験していることで、国のレベルでも同じような話で我々の職域の予算確保について何も言わなかったら、言っている他の職域の方になびくのは当然のこと。と考えると職域代表議員がゼロになると、何も産まないということはかなり間違いなく起こり得ることだと思う。
佐々木前副代表
建設コンサルタント業界の若手は、日々の業務と政治や連盟活動との関係を十分に認識していません。私たちの仕事の多くは公共事業に支えられており、発注構造や技術者単価がどのように決まるのか、その背景を理解することは不可欠です。こうした理解を深めるためには、新入社員研修や階層別研修に組み込むことが一案です。研修内容としては、「建コン協の役割」「発注の仕組み」「単価決定プロセス」などが考えられます。eラーニングを活用すれば、時間や場所に縛られず受講でき、CPD対象講座とすることで受講への動機付けにもつながります。まずは、業界に携わるすべての人が業界構造と政治的影響を正しく理解することが必要です。それが、連盟の意義を再認識する第一歩になります。
CE連盟作成資料の説明(配布資料1~10)
1前回議事録(配布資料1 省略略p1~p2)幹事長から開催目的が説明され、村田会長から若手からの具体的な提案・意見が求められ、「建設コンサルタントは税金の使い方に関心を持つべき」とのご発言、高野前会長から「建設コンサルタントの弱い立場、政治家を支援していくことの必要性」などが説明された。若手の会からは、政治へのかかわり・自民党だけの支援の難しさ、政治アレルギーがあるなどとともに、議員との意見交換の重要性、単価アップの経緯を知ることは大事、会社上層部への無理解への説明の必要性などの意見を頂いた。
2コンサルティングエンジニア連盟の活動(配布資料2 p3~p5)
CE連盟の概要、建コン協との連携、政治への関心の必要性、技術者単価上昇の推移、職域代表議員の活躍・成果、見坂茂則候補予定者の応援など。
3職域代表議員の活躍など(配布資料3 p6~p12)
職域代表議員の経歴とともに、佐藤議員、故足立議員の国会での上位当選に基づく各種委員長と言う職責と活躍状況(総理、大臣への質疑応答)を説明した。かつ、建設コンサルタントへの感謝、災害時対応、処遇改善に言及した質疑応答の事例を紹介した。
また、佐藤議員の主張(働く人の代表、各種法の設置理由など)、今年の意見交換会、見坂候補予定者の主張(年次報告挨拶文=冒頭ビデオ)、昨年の意見交換会を紹介。 職域代表が一人、ゼロになると業界の要望などが国会に届かなくなる。
4土木学会倫理綱領の理念実現に向け、社会科学を携えて「政治」に積極的に関わるべし
京都大学藤井聡教授 土木学会論説委員(配布資料4 p13 土木学会誌2025.3)
「土木」は政治と分離不可分な営為(事業)であり、公的国家的営為だ。
「土木計画学」は政治をサポートする「工学」で、実践場(現場)は、国会や官邸等だ。
政治研究やアクションリサーチ(現場一体の研究)への自覚と自覚に基づく研究と実践だ。
5建設コンサルタント業界で働く人の基礎知識(配布資料5 p14~p15)
1)建設コンサルタント業界の関連団体と行政府・立法府との関係(p14)
CE連盟は個人が会員で主な活動は、立法府(政治家)への要望などの働きかけ、業界代表として活動する政治家(職域代表の支援です。建コン協は企業が会員で主な活動は行政府(発注機関)への要望・提案などの働きかけです。
職域代表の活動の成果として、公共事業費の確保、国土強靭化関連法の制定、品確法の施行・改正、技術者単価・調査基準価格のアップなどがあります。 2)職域代表と就任期間(p15)
佐藤議員は2007年初当選の3期目(1期6年)で今夏7月に勇退。足立議員は2016年初当選の2期目でしたが昨年末に急逝された。 3)「職域代表」を選出する参議院選挙のしくみ(p16)
参議院議員の定数は248で、今年の回線数は半数の124(選挙区、比例代表50)となり、有権者は「選挙区」と「比例代表」の2種類の投票を行います。
比例区で候補者の当選は、特定枠を除いて個人名が多い順に決まります。参院選は衆議院選とことなり比例代表区候補者名簿に順位が付かないため個人名での得票数が極めて重要になります。
1点言いたいことは、個人名で書こうという話がありましたが、今までの選挙結果では、75%の人が自民党と党名で書いており、個人名で書いているのはわずか25%です。自民党と書くと候補者28名ですので候補者1人当たり0.04票(1÷28)となります。ですから個人名で書く事が極めて重要となります。「当選までの流れ」がここに(p15)に図化されています。
6投票当日に用事のある方は期日前投票を活用しましょう(配布資料6 p16)
期日前投票期間(公示日翌日~投票日前日) 投票できる人と場所
7建設産業職域代表議員候補「けんざか茂範」の『応援』指南書(配布資料7 p17~p18)
1)公式ユーチューブで「目指す政策」や「思い」を知って応援(PC、スマートフォン等)
2)インスタグラムで「活動状況」をフォローして応援 3) Fscebook、YouTube)
8気候危機希望の一票(候補者に自ら質問 LINEでママ友に共有(配布資料8 p19)
これは、一票の重みの事例記事です。ママ友の話としてわずか6票差で当選した例です。
9 2025参議院比例区候補者のSNS活用状況(配布資料9 p20~p21)取扱い注意
p20の表は、2025参院選比例区候補者(28名)のSNS活用状況で、候補者1~14は現役の参議院議員、15~28が新人で、そのうち黒丸の5人が衆議院議員からの鞍替えです。ですから19名は選挙のプロということで、大変な状況です。職域代表は、看護、理学療法士、遊技場経営、医師、介護、農協などです。見坂氏のSNSの活用が建設産業従事者485万人いるのに極めて少ない(insta投稿58、フォロワー1,028)のがわかります。是非皆さんにSNSを見て頂ければ見坂氏の人となりがわかると思いますので、その人となりを知っていただいて、その動きを周囲に広げて頂きたいと思います。
投稿がおもしろくないとフォロワーも増えないので、私から投稿の内容について見坂後援会事務所へ注文を付けております。
若手の会活動報告について高野前会長の意見
〇若手の会が第2回意見交換会に望むこと(若手の会活動報告p12)(1)建コンの提案と要望に対する国及び議員の取組について(「自分ゴト」として理解)
民主党政権時に八ッ場ダム建設事業が中止になるなど公共事業の発注量が大幅に減少した結果、建コン協の加盟会社500社の平均利益率がマイナスになって当時の建設コンサルタントは相当に苦労した。そんな時代の経験の有無で考え方が変わると思う。
最近は技術者単価がUPし、価格競争に代わってプロポーザル方式等が普及し、業務の平準化等も改善してきている。今はある意味で蜜月時代であり、当時の厳しい時代を忘れず、我々の先輩達が建コン協活動などを通じて改善に取り組んできたことを理解してほしい。その一環として職域代表を通じた政治活動で業界の発展に取り組んできたことも事実である。 (2)我々のビッグピクチャー(BP)のような未来に向けての議論(建コン協・連盟と連携)
BPも大事だが、古い問題をどう解決してきたか、それがどこまで改善したのかという所にも目を向ける必要がある。将来と同様に過去にも目を向ける必要がある。ATI構想(1989年発行)は国交省が監修し、建コン協から多くの委員が参画している。ATIとは魅力に満ち(Attractive)、技術で競う(Technological spirited)、独立した(Independent)知的産業を目指すと謳い、その中に多くの課題を提起したが、それが今抱えている問題とそれほど変わっていない。改善しつつあるが36年前の問題を未だに引きずっているので、今後もさらなる改善が必要だ。この本を是非読んでほしい。
BPはよくまとめたと思うが、もっと大きな課題を取上げてほしい。例えば従来の課題から言えば価格競争、ダンピング受注、著作権の問題、土木施設の銘板、請負か委託かでの再委託禁止、無限責任などの問題もある。資格制度では、技術士は、建築士、医師、弁護士のような独占資格でないので、誰でも仕事ができ、誰でも参入できる。技術者として業務独占資格が認められていない世界で働いているという認識を持つべきだ。
近年はゼネコンがデザインビルド(DB)で設計と施工を一元化して設計もやっている。明治時代にできた設計施工分離の方式の通達が崩れている。建設コンサルタントはDBでなく設計施工分離の有利な面を主張すべきで、将来の問題として捉えるべきだ。
コンストラクションマネジメント(CM)は、公共事業では役所がやっていることになっているが、海外では、建設コンサルタントがCMを受注して予算を管理して大型の事業を完成させている。国内でそのような経験を積んだ技術者が育成できると海外プロジェクトへの進出に役立つ。課題は他にも沢山あると思うが、従来からの課題に加えて、DB、CMやPFI等の問題もBPの中に謳ってほしい。給与で言えば、弁護士や医師の給与と我々のデータを整理して「これおかしいじゃないか」と主張するような元気もあっても良いのではないか。
〇働き方改革・魅力アップ向上に関する14の提案(若手の会活動報告p11)
14の提案は、労働環境の改善の内容ばかりであり、ぜひ業界全体に目を向けてどう改善すべきがを議論してほしい。問題解決には、個社の課題と業界の課題があるが、業界で解決すべき課題は建コン協とか若手の会が声を上げて解決する意識を持ってほしい。
〇期待すること(若手の会活動報告p12)
(1)ざっくばらんな雰囲気での意見交換会の継続
記載内容に「自分ゴト化できるか」とあるが、国会議員に何かを頼みたいとか政治の場を利用したいというのは、自分に問題意識があるということだ。そうすれば、これは政治に言うしか手が無いとか、これは建コン協を通じて国交省に言うしかないとなる。「自分ゴト化」は一番大事であり、問題意識を持つためには勉強しないといけない。ぬるま湯に浸かっていて、井戸の中にいて、外が見えない状態で毎日残業してたら何も進歩しない。単に少し仕事が早く技術力が上がるだろうが、よく見たら世界の中で取り残されていることがあり得る。だから是非世の中の方に目を向けて勉強してもらって問題意識を持ってもらいたい。
そのための協力ならするので是非そういう意識をもってもらいたい。ここに来ている人はそのような意識が高い人たちと思うから、会社に戻って自分の考えをあなた達の周囲の人に広めてほしい。そうすれば必ず違う世界が広がってくると思うので、頑張ってもらいたい。
若手の会の方の感想など

山本副代表
本会議に参加する前は、政治について連盟の方の間に温度差があると感じていました。しかし、建設コンサルタントの業界と政治との関わりについて知ることでその温度差は感じなくなった。きっと自分の政治に対する関心の熱量が増えたのだと思う。なので、こういったきっかけを増やす活動につなげれば良いと感じた。過去の業界の歩みを知ることも大事だと理解しました。政治界における職域代表の必要性を人に伝えていきたい。

深石副代表
政治について我々若手は知識が不足している。我々の職域代表の方々が国会で、建設業界が発展するために活動していることを知らないといけないと感じました。投票日がおそらく7月20日とのお話がありましたが、その頃は技術士試験(20日総合技術監理部門 21日その他部門)があって我々現役世代は多くの人が当日の投票に行けない可能性があるので、期日前投票を推奨する旨の事前告知を実施する必要があると思います。
今後送付する期日前投票の依頼文に技術士試験の日程を追加したい。
青柳前代表
ビッグピクチャーは、様々なシナリオが考えられるため、まとめ方や切り口は様々だと思います。高野前会長からお話頂いた、過去の話(ATI構想)について私は一度読んだことがあります。そこには過去の課題・問題はたくさん示されていたなと改めて思い出しました。読んでいない世代も沢山いると改めて気付いたので、過去のことが若手の会のメンバーが代替わりしても今日のような話を聞く場は、継続していくことが重要だなと思いました。私と本間が入社した時が民主党政権時代で、その頃を思い出しました。今日のお話を言葉で伝えるのは難しいですが我々が下と上に伝えていかないといけないと感じました。

横尾代表
私の代表としての役目が何かと考えた時に、高野前会長が仰った、「井戸にいる人をどうやって上げるか」を考えることも必要と感じました。ここにいるメンバーは、これまでの活動をとおして視野が広い方々と思います。今新しい委員を募集中で、悩みは何かと聞いているのですが、やはり目の前の仕事とか家庭とか人間関係等が中心で、目の前の問題と業界の課題との結びつきに考えが言っていないと思います。代替わりするに当たって、業界の課題を、自分なりに落とし込み「自分ゴト化」してもらうことを考えていき、新たな若手の会のスタートダッシュを切りたいと思います。
高野前会長から協力するとのお話を頂いたので、OBの方にご講演をいただく機会があれば意識が変わるのかなと思いますので、是非ご協力をお願いします。

本間前副代表
先程の高野前会長からのお話が胸に刺さりました。私と青柳さんが若手の会の初期メンバーで同じ2010年入社、リーマンショック、民主党政権の中、年度末には東日本大震災もあって、残業も多く、賞与も極めて少ない時代を経験しています。“ビッグピクチャー”を考えるにあたっては、今から未来の話とあわせて、これまでの歴史の話も考慮していく必要があると改めて感じました。
連盟事務局へ1点提案です。準会員の申込書の欄の下に、勇退される佐藤参議院議員と故足立参議院議員のお名前がありましたので、見坂候補へ更新された方が良いと思います。
ご指摘ありがとうございます。修正します。

佐々木前副代表
本日は貴重な機会をありがとうございました。限られた時間の中での開催であることは承知しておりますが、前回の意見交換会から間が空いたこともあり、今回は内容の振り返りが中心となりました。また、選挙前という時期的背景もあり、政治の話題に偏った印象を受けました。本来この場は、連盟の活動をいかに広めていくか、また連盟を通じて建設コンサルタント業界の構造をどのように周知していくかを議論する場であるべきだと考えております。今後は、若手の会との交流を通じて、共に考え、業界を盛り上げていく機会へとつなげていただければと思います。

福田前副代表
先程の高野前会長からのお話が胸に刺さりました。私と青柳さんが若手の会の初期メンバーで同じ2010年入社、リーマンショック、民主党政権の中、年度末には東日本大震災もあって、残業も多く、賞与も極めて少ない時代を経験しています。“ビッグピクチャー”を考えるにあたっては、今から未来の話とあわせて、これまでの歴史の話も考慮していく必要があると改めて感じました。
横尾代表と選挙をどうしようかという話をしていて、職域代表の話も出たのですが、今日の話を聞いて更に私の知らなかったことがあって、参議院選挙だけが名前を入れられることを強調しないと、見坂さんをどうしようかと迷っている若手が多くいる中で衆議院選挙もあるよねと思われたら終わりです。あと1カ月しかないですが、参院選じゃないとどうしてもだめだという所を、連盟として強く言っていかないと、僕も横尾さんも選挙に行きますが名前が書けるということを今日初めて知ったぐらいの素人なので、その基本的な選挙の制度を含めて広報して頂けると見坂氏が盤石になるのかなと感じました。選挙の初心者がいることを頭に入れて頂いて、基礎的な情報を付け加えて投票を依頼してもらえると良いかと思います。
ご助言ありがとうございます。連盟の会員約3,200名に投票を呼びかける文書を送る中に、先程説明した基礎知識(配布資料5 p14~p15)を同封します。

中垣委員
先程、ビックピクチャーはもっと外に目を向けた大きな問題を扱ってほしいと高野様が仰っていましたが、WILLSUMMITでグループワークをした際にも、同じように講師の先生から内向きの意見が多いと指摘を受けたことが心に残っています。やはり若手だからというのがあるのかもしれませんが、社内的な身近な手の届く範囲に目を向けがちなのかなと感じているので、これからは業界の一員だという所で幅広い視野を持つ必要があると感じました。それから、若手に伝えていく方法がとても難しいと今日改めて実感しました。曖昧な理解のまま伝えると、あやふやな伝言ゲームにならないかと危惧する所があります。そのため、理解している人を増やさないといけないと、私も改めてきちんと勉強しないといけないと改めて実感しました。
先程説明した指南書(配布資料7 p17~p18)の中にもQRコードが沢山入ってますのでちょっとのぞくだけでも見坂氏の人となりが分かるかと思いますので、周りの方にも勧めて頂ければと思います。
西村委員
私は若手の会でSNSのXを担当しておりまして、見坂様のQRコードを読み込んだのですが、Xのツリーがありませんでした。
松村幹事長
何故か見坂氏はXだけやっていない。

西村委員
建コン協のSNS(X)は建設コンサルタント業界に入ろうとしている一般の方にも発信していますので、政治色を出すのは抵抗感があります。ただ、政治とのつながりや業界存続の危機感とかそういった所の意識薄いような状態です。まずできることとして、先程佐々木さんが言われていたように、CPDが発行されるe-ラーニング等の講習会などセミクローズドの場所でそういった政治との繋がりを意識付けさせる活動が大切だと思います。今後SNS等を通じてマイルドに発信できるようになれば関心を持つ人も増えてくるのかなと思います。また、CE連盟の年次報告書を拝見しましたが、職域代表の議員の方が我々の業界の意見を聞いていただけると実感しました。ただ、このフォーマットだと結構緊張感があって、建コン内部で水平展開する場合にはキャッチーにすれば多くの人の目に留まると思いました。

猪狩委員
私は学生時代、都市計画系の研究をしていたので、藤井先生の国土強靭化の発表とか聞いたことがあって、今回の記事(配布資料4)も読んでおりまして、記事の中ほどにある「政治とのかかわりを極力回避することがマナーとして必要だという風潮が濃厚に存在する」というのは感じておりました。何かを政治家と一緒にやると、訴えられた時に自分も巻き込まれてしまうのではないかと思う人が結構いるかと思います。ですから政治でこの人に投票しようと言われても、怖いな、この人っていう目で見る人が沢山いると思います。そんな中でも皆に伝えていくことが必要と考えています。
<番外編>
意見交換後のメールについて今後に有益と思われるコメントをここに整理しました。横尾代表
今回も村田会長、高野前会長を始め連盟の皆様の思いを伺い、建設コンサルタントと政治との関係の重要性を改めて感じました。この6月で青柳前代表を始め若手の中心メンバーが入れ替わります。私の役割の一つに業界の若手に少しでも井戸から出てもらい、「自分ゴト」として業界のことを考えてもらえるようにすることであると感じました。 その中で政治も我々の業界にとって重要な要素であることを考えてもらうようにしていきたいと思いますが、私が感じたことを若手の会や周囲の若手に伝えていくことが大事かと思います。一方で、これまで長く建コン協、CE連盟の第一線で活躍された皆様の言葉は説得力と重みが違うと感じましたが、広く建設業界について知見を伺う機会を今後、ご相談させてもらえたら幸いです。
村田会長
決意表明をありがとうございます。我々が協力して解決しなければならない問題・課題を共有し、その解決にあたって、どうするのかが効果的かと考えると、政治の力が必要だということです。先ずは根本の問題・課題の理解・認識が必要だと思います。昨日話の出た「ATI構想」、それ以後の協会のビジョン(「改革宣言」建設コンサルタント21世紀ビジョン(平成15年5月)、建設コンサルタントビジョン2014(平成26年4月)-自律した建設コンサルタントへの転換-~(事務局補足)、今回のジョン)は大いに参考になるはずです。
青柳前代表
昨日は、建設コンサルタントと政治との関係性をより深く知り、参加メンバーにとっても業界の課題に対して、政治に対して「自分ゴト」とするきっかけとなる機会になったと思います。けんざが茂範様を建設業界の職域代表として応援する点は、個人的に納得感が得られました。私は代表を引退しますが、引き続き若手の会と継続的に意見交換会やアカデミアのような政治と業界の関係性を学ぶ機会を開催していくことで、業界全体の意識を高めていければと思います。

若手の会と連盟との意見交換会集合写真(敬称略)
後列左から
和作 深石 山本 本間 福田 佐々木 中垣 西村
前列左から
松原 森 松村 村田 横尾 高野 青柳 猪狩
コンサルティングエンジニア連盟 令和7年第2回役員会開催報告
第2回の役員会が、ホテル グランドアーク半蔵門において開催されました。
日時 | 令和7年5月26日(月)15:00~17:00 |
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場所 | グランドアーク半蔵門 3階「トパーズ」 |
出 席 |
20名 <本部> 村田会長 松村幹事長 森会計責任者 長谷川本部顧問 高野本部顧問 松原会計担当 和作本部幹事 (欠席:大島本部顧問) 以上7名 <支部長> 早野(北海道) 菅原(東北) 松永(関東) 青木(北陸) 青柳(中部) 竹内(近畿) 來山中国支部幹事(中国支部長代理) 天羽(四国) 田中(九州)(欠席:小田(中国)) 以上9名 <監査役> 佐藤 中川 以上2名 <オブザーバ> 多田 建コン協副会長 山本雅広 中央復建コンサルタンツ(株)取締役 以上2名 |
主な議題 | 会員増強活動、見坂候補予定者への支援、建コン協若手の会との意見交換、支部活動報告、近畿支部長交代、連盟アピール、活動日程他 |
要旨 |
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奥村副代表
(見坂後援会事務所)
役員会全景(奥中央 村田会長 左 松村幹事長 右 森会計責任者)
令和7年(第24回)通常総会
日時 | 令和7年2月17日(月) 10:30~11:00 |
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場所 | グランドアーク半蔵門 3階 「華」 |
会長挨拶 |
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議事次第 |
決議事項
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■総会報告
- 令和7年(第24回)通常総会
(638KB)
平成31年(第18回)通常総会の報告において初めて「コンサルティングエンジニア連盟年次報告書」を発刊し、この度その第7号を作成しました。新型コロナ感染症は終息したものの、令和6年は、1月1日に能登半島地震が発生し、9月には被災地には豪雨被害という複合被害など、相変わらず自然災害の多い年でありました。
令和6年の通常総会及び時局講演会は、200名を超える会員の皆様に参集いただいて開催しました。参加できなかった会員の皆様には総会資料一式を郵送しております。年次報告書の内容は次の構成となっています。
Ⅱ 令和7年(第24回)コンサルティングエンジニア連盟通常総会
決議事項
議案第1号 令和6年(第24期)活動報告並びに決算報告・監査報告
議案第2号 令和7年(第25期) 活動方針(案)並びに予算
議案第3号 役員選任
報告事項
議案第4号 コンサルティングエンジニア連盟の中期活動方針(令和7年2月 CE連盟)
緊急提案(村田会長から、令和7年の参議院議員選挙に向けて)
付属資料
連盟会員名簿(令和6年)
連盟通常総会の会場風景
村田会長挨拶
■年次報告書冒頭にいただいたご挨拶(年次報告書巻頭言)
- 佐藤信秋参議院議員ご挨拶
(517KB)
- 見坂茂範候補予定者ご挨拶
(188KB)
令和7年第1回時局講演会
日時 | 令和7年2月17日(月) 10:55~12:05 |
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場所 | グランドアーク半蔵門 3階 「華」 |
総会終了後、佐藤信秋参議院議員及び奥村康博副代表(見坂候補予定者代理)による国政報告、見坂茂範候補予定者の支援についてのご講演が行われました。
■奥村康博副代表による講演会 10:55~11:15
10:55~11:00 冒頭挨拶
11:00~11:05 見坂候補予定者からのビデオメッセージ
11:05~11:10 ビデオ後講演
11:15~11:30 けんざか茂範公式SNSの活用方法の説明(今井建コン協部長)
講演テーマ:見坂候補予定者への支援
資料:
- A4判三つ折りリーフ、名刺判二つ折りリーフ、千社札、見坂SNSカード
(704KB)
- YouTubeとLINEの登録方法資料
(1,762KB)
奥村副代表の講演及び見坂茂範候補予定者メッセージ(動画)
奥村康博副代表による講演風景
奥村副代表の講演要旨(379KB)
(見坂氏のメッセージ要旨を含む)
見坂茂範候補予定者からのメッセージ
見坂候補予定者
建コン協今井部長による「けんざか茂範公式SNSカード」の活用方法の説明
■佐藤信秋参議院議員による講演 11:30~12:05
講演テーマ:技術者単価 給料と魅力 国土強靭化実施中期計画 予定価格の撤廃
資料:
佐藤信秋参議院議員による講演風景
佐藤議員の講演(動画)
- 佐藤議員の講演要旨
(363KB)
令和7年第1回意見交換会
日時 | 令和7年2月17日(月) 12:05~13:05 |
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場所 | グランドアーク半蔵門 3階 「光」 |
出席者 |
【建コン協】 中村会長 大本副会長 多田副会長 【連盟】 <本部> 村田会長 松村幹事長 森会計責任者 長谷川本部顧問 松原会計責任者職務代行 和作本部幹事 欠席:高野本部顧問 <支部長> 早野(北海道) 松永(関東) 青木(北陸) 青柳(中部) 竹内(近畿) 來山代理(中国) 天羽(四国) 田中(九州) 欠席:菅原(東北) 松橋(前北海道) 遠藤(前東北) <監査役> 佐藤 欠席:中川 |
左から中村建コン協会長、佐藤参議院議員、村田連盟会長
意見交換会内容
村田連盟会長の挨拶(品確法改正、技術者単価UPなどへの御礼と国土強靭化実施中期計画の継続)
中村建コン協会会長の挨拶(協会活動支援、補正予算確保、技術者単価UPへの御礼、事業量増・低入札調査基準価格のアップ、国土強靭化実施中期計画への要望)
今回は連盟9支部長からの要望
松橋 前北海道支部長 故足立先生のことを踏まえ公人として健康管理、事故へのご留意を
早野 北海道支部長 品確議連の5つの要望の重要性、低入札調査基準価格の更なるアップ
遠藤 前東北支部長 事業量のアップ、地方自治体へのメンテナンス費用の別枠での確保
松永 関東支部長 財務省との折衝ノウハウの新職域代表への伝授、事業量の確保、コストカット排除
青木 北陸支部長 震災・大雨災害で仕事が多いのに担い手が不足する現状への良案
青柳 中部支部長 物価高に対し事業量の拡大、国土強靭化実施中期計画に期待
竹内 関東支部長 技術者単価UPと同時に事業量の確保、近畿支部提言へ実現へ側面支援
來山 中国支部長代理 継続的な単価UP、事業量の確保、待遇改善、地位向上へ建コンのPR
天羽 四国支部長 地方創生へ国土強靭化実施中期計画の強力な推進
田中 九州支部長 低入札調査基準価格の工事並みへのアップ
以上の要望に対して、佐藤議員から、丁寧な回答をいただきました。
佐藤議員のご回答
技術者単価アップ 皆さんも実態と会わない歩掛りがあれば具体的にデータを整理して国に言うべき
調査基準価格アップ 業務が赤字になる場合は具体例を示しきちんと理屈をつけて説得すべき
近畿支部の提言 提言を見て対応したい。提言は力一杯やってもここまでとのそこを主張すべき
待遇改善、地位向上 ITに人が行かないようにするには「休みがとれて、賃金を高くする」のが一番
地方分散の話 大災害対応として地方分散が必須、大都市ほど被害甚大ゆえ地方分散を中期計画に書く
長谷川本部顧問の締めの挨拶
国会開会中のご多忙の中のご出席と要望と質問への真摯なご対応に御礼申し上げます。足立議員のご逝去は我々にとっても
痛恨の極みです。職域代表が一人になりますので見坂候補予定者を全力応援します。
正面に佐藤参議院議員、左側奥に建コン協幹部、右に連盟幹部
意見交換会(動画)
- 意見交換会要旨
(424KB)
◇ コンサルティングエンジニア連盟 令和7年第1回役員会開催報告
連盟通常総会、時局講演会、意見交換会に引き続いて令和7年第1回の役員会が、開催されました。
日時 | 令和7年2月17日(月)13:20~15:00 |
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場所 | グランドアーク半蔵門 3階 トパーズ |
出席者 |
本部
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主な議題 | 議長に村田会長を選出 新任挨拶(早野北海道支部長、菅原東北支部長)、多田建コン協副会長挨拶、R6会員状況とR7会員目標、支部R6活動報告・R7活動方針、第2回の役員会・意見交換会予定、品確議連総会と要望書提出、参議院議員選挙での見坂氏の高位当選対応、中期活動方針、支部総会での連盟アピール予定 |
役員会風景
正面奥中央に村田会長、左に松村幹事長、右に森会計責任者